最近の出来事(2015年8月~12月)

12月19日(土)

 高知工業高校で第9回高校生橋梁模型コンテストがあり、高校生11チームに加わって第一コンサルタンツが昨年に続いてオープン参加した。

 第一コンサルタンツの出展模型は、昨年度と同じ外ケーブル方式のスラブ橋。製作したのは橋梁構造課の西森哲也、吉田直起、山岡幸弘課長のチーム。

 昨年度の反省を踏まえ改良した結果、自己申告の30キロ載荷を難なくクリアー。成績は250点で3位タイ。ちなみに、優勝は272点で安芸桜ヶ丘高校Bチーム。準優勝は263点の安芸桜ヶ丘高校Aチーム。模型重量は重くても上限の40キロ載荷をクリアーした2チームが優勝と準優勝に輝いた。

 模型コンテストには高知県橋梁会が協賛しており、橋梁会会長である私が審査委員長、村田敦氏理事と前田秀夫会員技師長、それに高知大学の原忠教授が審査員を務めた。

優勝した安芸桜ヶ丘Bチームの模型
優勝した安芸桜ヶ丘Bチームの模型
審査風景
審査風景
第一コンサルタンツの模型
第一コンサルタンツの模型
最後に講評する審査委員長の私
最後に講評する審査委員長の私

12月13日(日)

第36回、第37回、第49回に続いて4度目の出場。参加者は北海道から沖縄まで、過去最高の1,061名。最高齢者は10キロの部にでる兵庫県の永田光司さんの94歳。5キロの部には安芸市の高橋淳一郎さんと土佐市の青木壮太郎さんが93歳。女性は5キロの部に82歳が3名いる。

スタート地点から1.5km付近で上岡積さんに追いつかれた。上岡さんは40回連続出場の79歳。しばらく話しながら一緒に走ったが、そのうち抜かれて見えなくなってしまった。

1時間25分57秒でヨレヨレながらなんとかゴールできた。こんなに苦しかったのははじめての経験。10キロの部男子総合でエントリー458人中第422位。実際には、私の後ろには10人もいなかった。皆んな速い。膝が痛くなり、今回は限界を感じた。ゴールすると、横山安芸市長が完走者にをスポーツタオルをプレゼントしてくれた。

家内は昨年と同様に5キロに出場。タイムは41分27秒。


12月2日(水)

 高知工業高等専門学校で4年生を対象とした「業種研究会~業種の基礎知識を学ぼう!」(14時10分~16時30分)という企画に建設コンサルタンツ協会四国支部として参加し、「建設コンサタンツの役割と仕事」と題してプレゼンテーションを行った。建設コンサルタンツ協会以外はいずれも民間企業で10社が来ていた。各企業毎に教室が割り当てられていて、班毎にまとまって来た学生に20分間で説明し、10分は質疑をするというものであった。

 建設コンサルタンツ協会に与えられた教室は、1-4教室。都市環境デザイン工学科の学生43名、物質工学科の学生6名、機械工学科の学生5名、電気情報工学科の学生6名、合計60名の学生が4班に分かれて順番に入って来られた。質疑も含めて30分のプレゼンテーションを合計4回行った。

建設コンサルタンツ協会がパワーポイントで作成したスライドは88枚もあったので、10枚をピックアップして説明した。

 学生たちは非常にまじめで、私のプレゼンを熱心に聴講し、積極的に質問をしてくれた。高知の宝だと思った。高知に残り高知の未来を支えて欲しいと思った。


11月28日(土)~12月1日(火)

 朋男君の転勤で和恵たちは静岡に引っ越した。引っ越し先を訪問するのと併せて、熱海、美保の松原を3泊4日の日程で観光してきた。

 3日間とも天気に恵まれ、雄大な富士山を見ることができた。改めて、富士山は世界一美しい、日本人の誇りであると感じた。

詳細はこちら


11月22日(日)

「いい夫婦の日」の今日、一般社団法人建設コンサルタンツ協会主催の「第3回 遊ぼうアジロ山&自然体験」というイベントがあった。松岡ご夫妻を中心とした「アジロ山自然と環境を守る会」、高知大学生の協力を得て、2013年から実施している。

今回は、3連休の中日でしかも天候が心配されたが、降雨はなく過去最高の150名を超える参加者で賑わった。記念植樹、距離当てクイズ、マイ箸作りはとても人気があった。このような遊びをすれば子供達はたくましく素直に育つに違いない、家族の絆が強まるに違いないと感じた。わが家の孫達にも参加させたいと思った。


11月18日(水)

東京千石にある地盤工学会大会議室で「落石防護工の設計法と計算例」の講習会があった。昨年の12月末に出版した「落石防護工の設計法と計算例」の執筆者が講師を務める講習会である。

第1回目の1月29日(東京)には75名、2回目の6月12日(高松)には124名の参加者があった。3回目の今回(東京)は32名と参加者が少なかった。15名は参加費が高い非会員である。2週間前の参加申込みは15名であったが「いさぼうネット」で配信してもらったお蔭でなんとか体裁が整った。

夜は新橋の居酒屋で懇親会を開催した。当初は講師だけでする予定であったが、編集委員会のメンバーや執筆者、協力者など15名の参加があり、大いに盛り上がった。

11月16日(月)

8時半から11時50分まで愛媛大学の社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)養成講座で「擁壁の設計と維持管理」について2コマの講義。午後は現場実習。国道317号東川にある高エネルギー吸収型落石防護柵RSSがある現場と、県道179号湯山郷の法面を調査。

18時30分からは居酒屋「松山かたおもい」で愛媛大学防災情報研究センターの矢田部センター長をはじめME養成講座の講師陣10名で懇親会。この店の内装と料理の素晴らしさは、外観からは全く想像できない。

明日の講義のため、岐阜大学から八嶋先生、徳島大学から渦岡先生が来られていたので、二次会に華山へご案内する。八嶋先生の情報の多さには驚かされる。話が弾み、ホテルに帰ったのは1時前。


11月15日(日)

今日は坂本龍馬生誕180年の記念日とあって、坂本家第十代当主の坂本匡弘氏、ソフトバンクの孫正義社長も駆けつけ桂浜の坂本龍馬像の前で挨拶をされた。龍馬像の前には、森健志郎館長の遺影が置かれていた。

坂本龍馬像と坂本龍馬記念館の前のシェイクハンド龍馬像の間、540mを全国から集まった1000人以上の龍馬ファンが、「ハンド・イン・ハンドン」をした。

8時30分に10秒前。孫正義社長によるカウントダウンが始まった。そして、森健志郎館長が作った「龍馬さんに誓う現代こころハ策」を孫社長が先唱し、続いてハンドインハンドした全員で唱和した。

①家族を大切にしよう。

②お年寄り、先生を敬おう。

③友だちと仲良くしよう。

④思いやりの心を持とう。

⑤正々堂々と歩もう。

⑥志は高く持とう。

⑦勇気を持って行動をしよう。

⑧レッツゴーハンドインハンド!(手をつないで前へ進もう)

 

 孫社長の人気はすごい。周りに人だかりができた。満面の笑顔で参加者と握手をし、サインの要望にも気軽に応じていただいた。売り上げ高4.4兆円の大企業の社長とはとても思えない。 


第4回 レッツゴー ハンドインハンド
第4回レッツゴー.pdf
PDFファイル 1.7 MB

 18時からは松山市大街道と三番町の交差点の東にある居酒屋「夢とありがとう「に行き、安見ご夫妻と食事をした。驚くことや勉強になることがたくさんあった。

 まずは店員の感じがとてもよいこと。よく教育されている。いずれも愛媛大学の学生アルバイト。

次に驚いたのは、テーブルに置かれた手書きのメッセージ。安見さんへの感謝の言葉が書かれていた。

 3つ目は「お通し」。キャベツとキュウリのぶった切り。新鮮なので味噌をつけて食べるととても美味しい。この店と契約した安見さんら農家が直接店に卸している。

 4つ目は、野菜の仕入れの方法。スマホのラインで店と農家が連絡を取り合っている。

 5つ目は店の随所に客に対する気配りが感じられた。トイレの棚に「太田胃散」が置かれていた。

安見さんお勧めの卵焼き、鶏の炭焼き、美豊卵の卵かけご飯も美味しかった。

店長は24歳の尾形俊輔さん。勉強のため高松から来ている。店の経営理念は「食と人で街を元気に」。「居酒屋甲子園」に出場し、中・四国で一番になっている。審査員がお忍びで来店し、「料理」「接客態度」「店の雰囲気」を評価して決められる。「ダイヤモンドダイニングの松村厚久社長が熱狂宣言という本を書かれているが知っていますか」と質問すると、その本を持ってきて「現在3回目を読んでいる」と話された。

店のオーナーは、秋川俊光氏。東京の居酒屋「てっぺん」で4年半修行し、地元松山で店を開店。ホームページには、「志事する仲間」として下記の言葉が書かれている。

① 感謝の思いを大切にし、自ら成長を続けていく人

② 夢を叶えるために、諦めず本気で仲間を応援する人

③ 当たり前のことを、自信を持ってできる人

④ ピンチをチャンスと捉え、笑顔で明るく前向きな人

⑤ 否定的な言葉を口にしない人

⑥ なぜ、どうしてするかを明確にできる人

店に入ったのは18時。22時30分の閉店までが短かった。 


10月18日(日)

第21回四万十川ウルトラマラソンに第一コンサルタンツから3名が出場した。100キロが吉田直起君と中平隆文君、60キロに西川徹部長である。また、幡多支店の社員9名がボランティアとして参加している。応援と激励すに会場に行った。

今年は例年になく暑く、日中の最高気温は29゜まで上がった。ランナーには過酷で完走できたのは5割に満たなかったようである。わが社の3名も残念ながら完走できなかった。

第一コンサルタンツは2011年の第17回から協賛をさせてもらっている。
第一コンサルタンツは2011年の第17回から協賛をさせてもらっている。
高知工業高校土木科の後輩達。自衛隊に勤務している川田怜生君だけが完走した。
高知工業高校土木科の後輩達。自衛隊に勤務している川田怜生君だけが完走した。

10月17日(土)

自宅から徒歩で五台山まで登った。距離は10.34キロ。2時間21分を要した。展望台のレストラン「パノラマ」で名物のスープカレーを食べ、竹林寺、牧野植物園を散策する。牧野植物園の入園料は720円であるが、高齢者に配布される高知県の長寿手帳を見せて無料で入った。

しかし、私のように現役で働いている者は、年齢に関わらず支払うべきである。今後は、長寿手帳を使うことは止めよう。

植物園では可憐な花が咲いた土佐寒蘭を見ることはできたが、今の時期は花が少ない。時期によって入園料を変えるのが良いと思った。




三栄コンサルタントの竹中正幸さん
三栄コンサルタントの竹中正幸さん

10月9日(金)

岐阜大学のME養成講座で私の講義を受講された32名から、講義内容についての感想や質問が寄せられた。

「"擁壁設計Q&A"を参考にしながら設計をしておりました。MEのカリキュラムを見たときに、もしかして?と思いましたが、ご本人であり大変驚きました」

「先生の書籍を愛読していたため、勝手に親近感を抱いて講義を受けておりました。実際に講義を受けてみて、書籍だけでは分からない、先生の雰囲気・オーラ(もっと厳しい雰囲気の方だと想像していました)考え方に接することができて非常に満足でした」

「右城先生の講義は、ME講義の中で最も楽しみにしていました。先生の講義を間近で聞けた事を心より嬉しく思います」

「先生の本でしっかりと勉強し、社内一の擁壁設計者になりたいと思いました。本日はサインまで頂き、とても嬉しかったです」

このように言われると、もっともっと皆さんのために役立つように頑張らねばと思う。

10月4日(日)

娘が孫を抱いて退院してきた。孫の名前は「明神 創士」。丸顔は、名付け親の私に似ている。

創士が生まれた9月28日は、偶然にも第一コンサルタンツ社屋新築完成の広告を高知新聞に掲載した日であった。同じ誕生日には、中国の思想家で儒教の始祖「孔子」がいる。

創士には、どのような未来が待ち受けているのだろうか。優しくて思いやりがあり、誰にも慕われる賢い男に育つことを願っている。


後免西町を12時発の路面電車に乗って家内と中央公園でやっている「土佐の豊穣祭」に行く。中央公園には舞台が作られ、大きなテントが張られ、人出で溢れていた。

ビールを飲みながら窪川牛の串焼き、メヒカリの唐揚げ、カツオのタタキ、長太郎貝の網焼きと土佐の幸を食いつくした。最高。

舞台では、佐川町から来たチンドン屋が楽しい歌や踊りを披露してくれていた。最高に楽しい。

来年は祐希、航希、創士の3人の孫をここに連れて来よう。


知寄町のベスト電器まで歩いて行く途中、はりまや橋商店街で「もとやま桜チーム」の中野君らに偶然出会った。残念ながら既に鳴子踊りは終えたところで見ることは出来なかったが、彼らの踊りは確実に毎年上手になっている。9月19日の第一コンサルタンツの社屋新築落成祝賀会では素晴らしい鳴子踊りを披露してくれた。

9月29日(火)

昼休みにJA高知病院に行く。怜佳が入院している部屋に赤ん坊を連れてくることが出来たので抱かせてもらう。予定日より10日早く生まれてにも関わらず、想像よりはるかにしっかりした顔をしている。



9月28日(月)

0時頃に妊娠中であった娘の怜佳が破水した。出産予定日より1週間早い。JA高知病院へ入院した怜佳から4時頃陣痛が始まったと連絡。出社前に病院へ行くと、腰をバットで叩かれる様な痛みがあると唸っていた。

今日は14時30分から四国クリエイト協会徳島支所で会議。会議中に家内から「3132グラムの男の子が生まれた」とのメールが届いた。生まれたのは昨日の13時51分(ベッドのカードは間違っている)。激痛に耐えて10時間も良く頑張った。母子共々健康との知らせにホッとした。私にとって3人目の孫。

徳島から帰るとJA高知病院に行き孫と初対面した。

 

今朝の高知新聞に1ページを使って、カラーで第一コンサルタンツの新社屋完成の広告を掲載した。第一コンサルタンツが百年企業を目指して次の新たなステージに立ちたいという私の強い願望を込めて、新社屋と落成式のときに撮影した全社員での集合写真を載せた。

孫の誕生日と偶然にも一致した。不思議な縁を感じる。

 

新聞告広

9月25日(金)岐阜大学ME養成講座

8時45分から12時まで、岐阜大学の社会基盤ME養成講座で、「擁壁の設計と維持管理」のテーマで2コマの講義をした。受講生は32名。岐阜県内だけでなく全国から集まって来ている。

ME養成講座が開講したのは平成20年である。あれから8年が経った。私の講義は今回が15回目となる。講義のたびに反省し、工夫しているのであるが未だに満足なものにならない。つくづく才能のなさを痛感する。

講義の最後に一人の受講生が私の著書「擁壁工指針に基づいた目からウロコ 擁壁の設計法と計算例」を持って来られ、サインとツーショットの写真撮影を頼まれた。嬉しかった。

9月24日(木) 長良川鵜飼

岐阜大学社会基盤ME養成講座の受講生と講師の総勢39名で、「ぎふ長良川鵜飼」を楽しんだ。岐阜市には6人の鵜匠がおり、1300年前からの漁法を伝えている。鵜匠たちの正式な職名は宮内庁式部職鵜匠といい、世襲で受け継がれている。
岐阜市が運営する観覧船に弁当や飲み物を積み込み、1時間食事をした後、「国重要無形民俗文化財」となっている鵜飼漁を見物した。


9月22日(火) 秋のお城まつり

19日から始まったシルバーウィークも4日目の夕方、電車に乗って「秋のお城まつり」に行く。目的は、神楽。

18時より三の丸で「本川神楽」を見物。いくつかの演目が披露されたが、左右の手にそれぞれ盆(神にお供えをするお膳)を持って舞う「折敷の舞(おしきのまい)」は見事であった。手のひらを下に向けても、転んでも盆を落とさず舞うには、大変な訓練を要することだろう。

本川神楽の後は二の丸で、島根県浜田市から来られた後野神楽社中の「石見神楽」を観る。高知の神楽に比べて衣裳が絢爛豪華。舞いも伝統を引き継ぐだけでなく観客の受けを意識してアレンジされているいるように感じた。

追手門のある広場のキャンドルイルミネーションも素晴らしかった。ライトアップされた高知城の天守閣も美しい。


9月20日(日) 馬路おしどりマラソン

第35回馬路おしどりマラソン大会に出場。2009年の第29回から出場している。昨年は前立腺手術をしたため欠場。連続出場が5回で途切れた。歩いてでも出場すべきであった。

今年は全国から209組、5キロの部には91組が出場した。光市の兼清夫婦、松山市の渡部夫婦も出場。

私たち夫婦は出場するたびにタイムが落ちてい。今年のタイムはこれまでで最悪。しかし、走れない代わりに景色を眺めるゆとりがあった。

地元の人たちの温かい声援に励まされる。4.5キロ付近では、沿道から「社長、頑張って」と声援をもらった。昨年入社した千葉君の母親で、今年入社した小松君の叔母にあたる女性。


9月19日(土)社屋新築落成式

青空が広がる絶好の秋晴れの下で、第一コンサルタンツの社屋新築落成内覧会、植樹祭、餅投げそして祝賀会を行った。

植樹祭は、今年と昨年度に入社した若い社員にスコップを握ってもらった。「100年先を考えるのなら人を育てよ」の思いからである。

餅投げには、予想をはるかに超える大勢の人々が集まってくれた。集まった人々には溢れんばかりの笑顔があった。人々が喜んでくれるのは嬉しい。皆さんから大きなエネルギーを貰ったように感じた。

落成式の司会を担当してくれたのは、松竹芸能に所属している藤田瞳さん。新社屋の構造設計を担当してもらった大学時代の同級生のフジタ設計の社長のお嬢さん。

祝賀会では高野光二郎参議院議員、四国クリエイト協会の福田昌史理事長、愛媛大学の矢田部龍一教授に来賓の祝辞をいただいた。もうすぐ96歳になられる村山保先生から祝いの詩を吟じてくれた。樽割りの後は高知大学の原忠教授の乾杯で宴会。

祝賀会の最後に社員全員が壇上に上がって社歌「ガードレール」を合唱した。涙が溢れそうになった。

社屋移転を決意したのは、4年前のあの東日本大震災のとき。昨年の5月より建築設計に取り掛かった。建築工事に着手したのは今年の2月。そして完成は8月末。落成式の日は、建築設計着手時から決めていた。

社員は社屋移転を目標に一丸となってがむしゃらに働いた。多くの人々にご協力、ご支援いただいた。そのおかげで夢に描いた社屋を作ることができた。感無量である。





9月18日(金)

18時より明日の社屋落成祝賀会出席のため宿泊されている方とサザンシティホテルで懇親会。

チリ地震津波の影響でフェリーが遅れ、20時過ぎに到着した河村泉兵衛氏がさっそく出来たばからの第一コンサルタンツの社歌「ガードレール」を熱唱。


9月18日(金)土木技術職員研修

10時より高知県建設技術公社で土木技術職員研修の講師をしている。受講者は、高知県と市町村に勤務する若手土木技術職員21名。実際に電卓を叩いて擁壁とパイプカルバートの設計法、そして高知県で過去にあったトラブル事例をもとにした回避策を17時までみっちり勉強してもらう。

9月16日(水)岡山「ふや平」

念願であった塩井幸武先生にお会いし、一緒に食事をすることができた。

塩井先生は、八戸工大の教授をされる前に建設省に勤務しておられた。

昭和52年頃、土木研究所橋梁部基礎研究室長をされておられたとき、橋梁基礎の設計の考え方について電話や手紙で質問をよくさせていただいた。そのとき教えていただいたことが、私のその後の人生に大きく影響をしている。機会があればそのときのお礼を言いたいと思っていた。

土木学会年次学術講演会で研究発表をするため岡山に来られたので、「精進懐石ふや平」で岡山城を眺めながら、八戸工大の長谷川先生、技研の鷲尾社長らと楽しいひと時を過ごさせていただいた。

先生は74歳になられる。著書や論文を執筆し、自ら研究発表もされている。最近上梓された著書にサインを入れてプレゼントしていただいた。

想い出に残る楽しい日となった。


9月14日(月)開業

今日から介良の新社屋で業務を開始する。7時半前に出社すると総務部の恒石課長が社旗を掲揚中であった。

8時25分から社歌「ガードレール」をスピーカーから流し、8時30分マイクを握り下記の挨拶をした。


皆さん、お早うございます。

第一コンサルタンツの社旗と国旗が秋空に舞うのを見て感激しました。

いよいよ今日からこの地で仕事が始まります。心を新に頑張りましょう。

フォークデュオの「OTOGI」に頼んで、わが社の経営理念を「ガードレール」という社歌にしてもらいました。毎朝、始業前にこの歌がスピーカーから流します。

日本一に向けての第一歩を踏み出しました。みなさん、よろしくお願いします。

 

ガードレール

 作詞 河村泉兵衛/作曲 金子裕則


君の志は何ですか?

それは、故郷(ふるさと)を守る事

君の志しは何ですか?

それは、家族を守る事

君の志しは何ですか?

それは、暮らしを守る事

ボク達は貴方のガードレール 

日々の暮らし守ります


故郷の山や川、町の暮らしは今日も元気ですか?

明るい笑顔に笑い声、

活気あるエネルギーを感じますか?

大丈夫!心配しないで!ボク達がついている!

明日はきっと、今日よりも、

夢と希望に満ちている


セーフティパーフェクト 第一コンサルタンツ


君の志は何ですか?

それは、この国を守る事

君の志しは何ですか?

それは、災害から守る事

君の志しは何ですか?

それは、生活基盤を守る事

ボク達は貴方のガードレール 

日々の安全守ります


大いなる海原に緑の大地が、

今日も元気を運びます

澄み切った空に自由の風

希望に満ちたエネルギーを感じますか?

大丈夫!心配しないで!ボク達がついている!

明日はきっと、今日よりも、

愛と平和に満ちている


セーフティパーフェクト 第一コンサルタンツ


9月8日(火)、9日(水)

7月16日に四国技術事務所で開催される予定の道路技術構造物設計研修が台風11号のため中止になった。そのため、9月8日の午後と9日の午後の2日間にわたり、高松サンポート合同庁舎401号室で開催されることになった。

受講生は四国地方整備局管内の事務所の若手職員7名。8日は失敗事例、擁壁の設計法、パイプカルバートの設計法を話させてもらった。9日は12時まで擁壁設計とパイプカルバート設計の演習を、実際に電卓を叩きながらやってもらう。

私が四国地方整備局で研修会の講師をさせていただくようになったのは1983年からである。道路構造物設計の研修が始められたのは1994年から。もう20年以上経つ。



8月23日(日) 加尾の庭で食事

「朋あり遠方より来る、また楽しからずや」

八戸工大の長谷川教授、技研の鷲尾社長など青森から4名の友人がやって来た。

長谷川先生は明日の高知県橋梁会の講師として。技研の鷲尾社長らは接待のため。

技研は、春の社員旅行で高知に来ている。「社員の満足度は、昨年の九州よりはるかに高かった。特に、ひろめ市場の評判が良かった」と話されていた。

(株)リクルートライフスタイルによる「じゃらん宿泊旅行調査」で高知県はテーマー別・都道府県別魅力度ランキングの「地元ならではのおいしい食べ物が多かった」部門で、2010,2011,2012,2014年、そして2015年も1位を獲得している。

9月4日(木)

立派な社屋ができたので、それに相応しい「魂」を入れたいと考え、教育者で書道家の竹内土佐郎(雅号は暮雪柔人)先生に8月12日にお願いしてあった社訓「情熱 謙虚 誠実」の書が完成したと言って届けてくれた。

その額縁を先生自らが、玄関ホールの正面の壁に取り付けてくれた。

また、「進徳修業」と書いた書を私のために寄贈してくれた。易経の「君子進徳修業」に由来している。これは、社長室の壁に飾った。

郷土の偉人・牧野富太郎や廣井勇を生んだ文教の町・佐川町の「佐川中学校」の校訓も「進徳修業」である。


8月13日(木)

土佐町土居へ和恵たち一家と墓参り。その後、汗見川ふれあいの郷「清流館」(旧・沢ヶ内小学校)の前の河原で水遊びをする。

水がきれいなのにはビックリ。清流といわれるだけはある。

昼食にコンビニで買った「うどん」でハエが2匹連れ、子供達は大喜び。

その夜は、スーパー・サンシャイン嶺北で嶺北赤毛和牛と「ばうむ合同会社」が作っている米焼酎「天空の郷」を買って、藤川工務店のモデルハウスで食事をする。赤毛和牛は本当に旨い。和恵達一家は宿泊。